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トラブルシューティング

故障かな?と思ったら

トラブルが生じた場合にまずはトラブルシューティングをご参照ください。場合によっては、お客様ご自身で簡単に解決できる問題もございます。


  蛍光X線装置

 

  1. POWERスイッチを押しても装置が起動しない。または装置全面ランプが点灯しない。

  • 電源ケーブルがきちんと差さっていない、または装置背面の主電源が入っていない可能性がございます。一度これらの確認をしていただき、再度POWERスイッチを押してください。
  • それでも装置が起動しない場合は、電源ケーブルの断線等の要因が考えられますので、弊社までご連絡ください。

 

  2. X線ランプが点灯しない。または測定が開始しない。

  • まずは試料扉が閉まっているかご確認ください。試料扉がきちんと閉まっていない場合、X線が照射されないようになっています。
  • 装置とパソコンとの通信が途切れている可能性がございます。一度装置を全て立ち下げ、再度立ち上げてください。
  • それでも改善されない場合は、X線ランプが切ている、あるいはX線管の不具合の可能性がございますので、弊社までご連絡ください。

 

  3. 測定途中で急に止まった。

  • 装置通信用ケーブルを抜き差しや装置とパソコンの通信が途切れた可能性がございます。一度装置を立ち下げ、もう一度立ち上げてください。
  • 試料扉を無理やり開けた場合、装置は測定中に試料扉が開くとX線の照射を停止します。一度装置を立ち下げ、もう一度立ち上げてください。
  • 瞬時停電が起こった可能性がございます。一度装置を立ち下げ、もう一度立ち上げてください。そういった場合の対策として、無停電電源装置の設置を推奨しております。

 

  4. 砂時計マークのランプが点灯しない。

  • 装置内部の温度が高くなっている可能性がございます。装置本体の通気口が塞がれていないかご確認ください。
  • 室温が高くなっている可能性がございます。直射日光等は避け、室温を下げてください。※推奨温度は25度以下です。

 

  5. 管理試料の値が管理範囲から外れている。

  • 管理試料が汚れている可能性がございます。柔らかい布にアルコール等を含ませ優しく拭いた後、再度測定を行ってください。
  • 試料窓が汚れている、または破れている可能性がございますので、高分子膜を交換してください。
  • エネルギー校正がずれている可能性がございますので、エネルギー校正を行ってください。
  • 設置環境が推奨範囲外の可能性がございます。室温を確認いただき、設置環境温度を適正にしてください。
  • 光学系の温度が安定していない可能性がございます。一度装置を立ち下げ、もう一度立ち上げてください。立ち上げ後15分程度おき、再度管理試料の測定を行ってください。

 

  6. 真空が引かない。

  • 弊社までご連絡ください。

 

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  放射性セシウム測定器

 

  1. 測定が開始しない。または測定中にエラーが出て測定が止まる。

  • 装置とパソコンを繋ぐUSBケーブルを抜き差しし、測定できるかご確認ください。
  • トレー奥の赤ランプは点灯しているかご確認ください。点灯していない場合は、トレーを奥まで入れてください。
  • 右上にある非常停止ボタンが押されているかご確認ください。非常停止ボタンは右に回転させると解除できます。
  • トレーの取っ手が内側に傾いているかご確認ください。(トレーの取っ手が90°以上外側になっていることを確認してください。)
  • U-8容器が傾いているかご確認ください。傾ている場合は、傾かないようしっかりとトレーに置いてください。
  • 上記の作業を行った際は、装置とパソコンの電源を切り、正しい手順で装置を立ち上げ、再度測定を試みてください。問題なく測定ができるようでしたら、そのままご使用ください。

 

  2. U-8容器の内容物がこぼれた。

  • 以下の部分を清掃してください。
    • トレー
    • トレー台
    • ロボットアームのU-8容器を掴む黒いゴム部分
    • 測定室(シャッター内部)のステンレスカップ
  • 測定室のステンレスカップを取り外し、内部を確認し、内容物がないかをご確認ください。
    ※ 測定室には検出器があるため、検出器が故障する可能性があります。

 

  3. ロボットが天井に接触する。

  • 天井に重たいものを置いている場合、置かないようにしてください。

 

  4. トレーを落とした。

  • トレーの取っ手が90°より内側になっているか確認してください。90°より内側になっていると、ロボットがU-8容器を運ぶ際に接触します。

 

  5. 扉のロックがかからない。

  • 扉を支えるネジが本体から水平に出ていますが、そのネジが下がっている可能性がございます。ネジが水平になるように軽く締めてください。
    ※ 強く締めすぎますとネジが折れる可能性がございますので、ご注意ください。

 

  6. U-8容器から内容物が漏れた。

  • 内容物が発酵することで、内側からの圧力で内容物があふれることがございます。
  • 漏れにくくする対処法として、以下の4つがございます。
    • U-8容器にシールテープを巻き、蓋を閉める。
    • 密閉タイプのU-8容器を利用する。
    • 発酵する量を考慮し、内容物を少なくする。
    • 装置を設置している室内の温度を低い温度で維持する。

 

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